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3/20 春分の日

春分の日とは法律で定められている国民の祝日で、「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」ための日とされています。それはこの日は本格的な春の到来と告げる日と考えられていて、ここから暖かさも増していきます。また、春分の日は昼と夜の長さがほぼ等しくなり、この日を境に太陽が上っている時間が長くなっていく為に昔から「極楽浄土とこの世が最も近くなる日」ともいわれてきました。そのため、春のお彼岸にはお墓参りに行くという風習も残っています。
東京は3/14に「桜の開花宣言」済みですが、まだまだ、寒い日がありそうなので、冬物を片付けられないですね。コロナウイルスの終息はしばらくかかりそうですが、「花や鳥声」などの自然から春を感じて、心身ともに健全にしておきたいですね!

3/5は啓蟄(Keichitsu)

「啓」の字には「開く」という意味があり、「蟄」の字には「虫などが土などに隠れている様子」という意味があります。つまり土に隠れていた虫が外に出てくる、それだけ暖かくなってきたという言葉です。「啓蟄」は3月5日が3月6日であることが多く、この時期はまだまだ寒さが続いている地域も多いと思います。「雨水」には雛人形を出すと縁起が良いという言い伝えがありますが、「仕舞うのは啓蟄」までという説もあるようです。長く雛人形を飾りすぎると、婚期が遅れるという言い伝えもあるようですね。二十四節気をちょっと身近に感じられる逸話ですね。
「啓蟄」で特別なイベントはありませんが、春の訪れの「ふきのとう」を食べるなどを楽しみのをお勧めします。今年は暖冬のため、我が家の「ふきのとう」は先週すでにとう立ち。例年より1週間早く楽しみました。次は時節はいよいよ春分の日です。